VMwarePlayerにCentOS7をインストールする手順その2
2016/05/02
この記事は約 7 分で読めます。
CentOS7をVMwarePlayerにインストールする手順(2)「OSのインストールからパッケージアップデートまで」
前回の「VMwarePlayerにCentOS7をインストールする手順その1」で構築した仮想マシンにRedhatクローンのlinuxOS「CentOS7」をインストールします。
今回は最小構成でのインストールを実施し、追って必要なパッケじをインストールして行こうと思っています。
この手順は筆者おれおが実際に実施した手順です。が、間違い等がある可能性もありますので、同手順を実施する場合は自己責任でお願いしますm(_ _)m
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※ 2015年に「VMWare Player」の後継ソフト「VMWare Workstation player」がリリースされました。
「VMWare Player」からのアップグレードを実施した手順を公開しました。
VMware player をVMware Workstation Playerにアップデートする手順(新規インストールも同手順みたい)
前回の続きからで仮想マシンを起動する。
前回までの手順が完了していれば上図のように、左ペインに作成した仮想マシン名が表示されているはずです。
仮想マシン名をクリックで選択しメニューバーの「▶」ボタン(パワーオン)、もしくは右下の「仮想マシンの再生」をクリックするとこで、仮想マシンの電源が入ります。
CDROMブートの起動メニュー
しばらくすると上図のような起動メニューが表示されます。
まずはマウスで画面の中央(中央でなくてもいいですがコンソール画面の中)をクリックし、仮想マシンのインタフェース(キーボードやマウス操作)が使えるようにします。
VMwarePlayerのコンソールから抜けるときは「Alt」+「Ctrl」を入力するとWindowsに戻ります
キーボードの「↑」「↓」キーで「Install CentOS 7]を選んでエンターキーを入力します。
ちなみに2番めの「Test This Media & Install CentOS 7」を選択するとisoメディアの妥当性のチェック後にインストールが開始されます。
3番目の「Troubleshooting」はインストール済みのOSがクラッシュした場合のレスキューに使ったりするので今回は使用しません。
インストールGUIのロード
VMWareの画面になんかワラワラとプロセスが立ちあっがっているログが出ますがぼーっと眺めます(笑)
CENTOS7へようこそ画面&言語選択画面
VMwareの画面左側のリストから「日本語 Japanese」を選択して右下の「続行」ボタンをクリックします。
インストールの概要画面
今回は最低限の設定だけします。
左下のビックリマークが表示されている「インストール先」をクリックします。
インストール先画面
インストール先のハードディスクの選択とパーティションの構成が出来る画面です。
仮想マシンを作成した時に設定した60GBのハードディスクが表示されています。
使用用途によってはパーティションを適切に切るべきですが、今回は自動構成を選択してみます。Centos7はデフォルトでLVMボリュームを作成してくれます。
画面下側の「自動構成のパーティション構成」ラジオボタンを選択し、画面左上の「完了」ボタンをクリックします。
再度インストールの概要画面
右のスクロールバーを下にスライドすると「ネットワークとホスト名」という項目が表示されるので、それをクリックします。
ネットワークとホスト名画面
VMware Playerのネットワーク設定をデフォルト(NAT)としているのでDHCPが利用できます。
右上のスライドスイッチを「オン」にするとその下にDHCPで取得できた値が表示されます。
また、左下にホスト名の入力エリアがありますので、ホスト名を命名します、自分は「centos-test」としました。
(画面では「-」ではなく「_」になっていますが、「登録時に「_」は使えません」とおこらえれました(笑)
設定出来たら左上の「完了」ボタンをクリックします。
またまたインストールの概要画面です。
これで最低限の設定はできました。
右下の「インストールの開始」ボタンをクリックしましょう!!
設定完了と思いきや、設定画面
インストールの実施中に上図の画面が出力されます。
rootユーザのパスワードはインストールに必須なので「rootパスワード」をクリックして、パスワードを設定します。
rootパスワード画面
よくあるパスワード設定画面です。
上下2段のテキストボックスに同じパスワードを入力します。
間に挟まっているバーでパスワードの強度を教えてくれます。忘れない程度に複雑なパスワードを設定しましょう!!
設定が完了したら左上の「完了」ボタンをクリックします。
インストールの完了
画面下部のプログレスバーが100%になったらCentOS本体のVmwareへのインストールの完了です。
右下の「再起動」ボタンをクリックします。
味もそっけもないログイン画面
再起動後に上図のような「CentOS7」ログインプロンプトが表示されればインストール&起動完了です。
今日はここまでにしましょう!
※ 2015年に「VMWare Player」の後継ソフト「VMWare Workstation player」がリリースされました。
「VMWare Player」からのアップグレードを実施した手順を公開しました。
VMware player をVMware Workstation Playerにアップデートする手順(新規インストールも同手順みたい)
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ネットワークもホストのWindowsPCがインターネットに繋がっていれば、ゲストOS(CentOS)からもインターネットに接続できるようになっています。
次回はインストール済みのパッケージのアップデートや、OS自体の初期設定をしていくつもりです。